クラブ・同好会の制度改革について(LastUpdate:2012.01.22)
現在総務委員会では、クラブ・同好会等の制度改革に向けて準備を進めています。その概要と最新の状況を逐一お知らせします。現状の制度について(2012.01.16)
現状、クラブと同好会は以下のようにわかれています。◆クラブ 生徒会に所属 予算制限:なし 顧問:校長が任命 活動:不定
◆同好会 生徒会に所属 予算制限:1万円 顧問:有志教員 活動:不定
◆有志団体 生徒会と無関係 予算は支出無し 顧問:有志・学年 活動:不定
※予算制限は会計規定、顧問は生徒指導部の定めるところによります。
※菁々祭においては必要に応じていずれも予算が割り当てられます。
※どの団体も場合によって生徒指導部の指導を受ける必要があります。
制度改革の必要性(2012.01.24)
制度改革の根拠には、- 会則改正後の現行の制度では、クラブ・同好会の設立承認機関が代議委員会しか存在せず、設立承認方法に差がなく、同好会に対する予算制限の根拠がない
- 同好会からクラブへの昇格制度が濫用されている
- 同好会が設立しやすいため、活動していない同好会の濫立を招いた
- 同好会に課せられている1万円の予算制限により活動に必要な備品が購入できず、自由な活動を妨げている例がある
- クラブ及び同好会の所轄委員会が明確でない
- クラブの活動停止、廃止等の規定がない
改革の内容について(2012.01.27)
これに対して総務委員会はクラブ・同好会の制度統合を基軸とした改革案をとりまとめ、教職員側と協議を進めています。現状次の方針で進める方向で協議しています。- 同好会への予算割り当てを中止するが、備品の修理等どうしても必要な支出のみ今より厳しい基準を設けて割り当てる
- クラブの部長会議を会計委員会に設置する
- 同好会については更新制度を採用し、更新しなかった団体は解散、クラブについては設立要件を満たさなくなった段階で解散とする
- 部の結成に校長の承認を必要とする
- 活動把握のため、文化祭の有志団体等にも(無条件での)登録を義務づける
クラブ・同好会の制度一本化は教職員側の事情により断念します。なお、現在予算支出をうけている同好会には予算面で問題が生じる可能性があるため、様々な手段を講じています。また、現時点で想定しているクラブの設立用件を既に満たしていない団体もあり、これについても対策を検討しています。